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●ASCO (American Society of Clinical Oncology;米国臨床腫瘍学会)
1964年に米国で創設された、腫瘍学における最大の学会です。会員数は2万人を超え、毎年開催される年次大会には世界各国から約3万人が参加します。
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●c‐kit遺伝子 (c‐kit gene)
GISTはKITという蛋白の機能異常が原因となっていることがわかっていますが、このKITの設計図となる遺伝子がc-kit遺伝子です。このc-kit遺伝子が機能獲得型の突然変異をすることで、KITが常に活性化し細胞の異常な増殖を引き起こします。GISTの約90%でc-kit遺伝子の突然変異がみられます。正常な細胞では、消化管運動を調節するカハール介在細胞に特徴的に発現しています。
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●CR (Complete Response;完全奏効)
CT画像における腫瘍の大きさの変化に基づいて薬物療法の治療効果を評価する方法で、すべての病変が4週間以上完全に消失した状態(奏効)をいいます。
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●CT(Computed Tomography;コンピュータ断層撮影)
身体に放射線を透過させ、体の内部の放射線吸収度の違いをコンピュータで計算し、体の輪切り像(トモグラフィー)や三次元の立体的像を映像化する検査です。GISTでは、このCT検査がよく用いられ、骨盤内などの一部の腫瘍ではMRIも用いられます。
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●Endpoint(エンドポイント)
臨床試験において、治療行為の意義を評価するための評価項目のことです。薬物動態パラメーター、薬力学的評価指標など医薬品の有効性および安全性を評価するために選択された反応変数をいいます。
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●ESMO(European Society of Medical Oncology;欧州腫瘍内科学会)
1975年に欧州で創設された学会です。総会は2年ごとに開催され、世界各国から7,000名を超えるがん治療の専門家が集まります。
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●18FDG‐PET(positron emission tomography;ポジトロン断層撮影)
CTやMRIなどが、腫瘍のかたちや大きさをみるのに対し、PETでは腫瘍細胞の活動状態をみることができます。
活発な腫瘍細胞は、正常な細胞に比べて数倍のブドウ糖を体に取り込んで消費します。PETでは、この性質を利用してブドウ糖によく似た構造のFDG(フルオロデオキシグルコース)という薬剤を注射し、その集まり方を画像化して診断します。
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●KIT
受容体型チロシンキナーゼの一種です。正常のKITは、2分子のサイトカインが結合して活性化し、細胞の増殖を引き起こします。一方、GISTでは、このKITに異常が認められます。そのため、これらの異常なKITはサイトカインによる刺激がなくとも常に活性化し、その結果細胞の異常な増殖が起こります。
なお、GISTの原因がKITの異常であることは、日本の廣田博士が世界で初めて発見し、1998年にScience誌に発表しました。GISTの分子標的治療の研究は、これを機にさかんになりました。
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●MRI(Magnetic Resonance Imaging;磁気共鳴コンピュータ断層撮影)
身体に磁気を当てると、体内にある水素原子核が磁気に共鳴して微弱な電波(MR信号)を発生します。このMR信号をコンピュータ処理し、体の断層像や血管像(MRA)あるいは膵・胆管像(MRCP)などを立体的に画像化する検査です。
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●p値(p value)
試験が統計的に信頼できるかどうかの値をいいます。通常、このp値が0.05以下であれば、得られた結果は統計的にほぼ間違いがないものとされます。
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●PD(Progression Disease;進行)
CT画像における腫瘍の大きさの変化に基づいて薬物療法の治療効果を評価する方法で、病変の面積が25%以上増大した状態、あるいは新病変が出現した状態のことをいいます。
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●PDGFR α遺伝子(platelet-derived growth factor receptorα gene;血小板由来増殖因子受容体α遺伝子)
受容体型チロシンキナーゼの1つである血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)を構成する蛋白のうち、αサブユニットという蛋白の遺伝子です。PDGFRは、血液細胞の増殖促進などに関与することがわかっています。GISTは多くの場合、c-kit遺伝子の異常が原因となりますが、一部では、このPDGFRα遺伝子の機能獲得型突然変異が原因となることがわかっています。
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●PR (Partial Response;部分奏効)
CT画像における腫瘍の大きさの変化に基づいて薬物療法の治療効果を評価する方法で、病変の面積が50%以下に縮小した状態をいいます。
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●PS(Performance Status;全身状態)
患者さんの全身状態の指標です。0から4までの5段階に分けられており、それぞれの程度は下記のとおりです。
0:社会活動ができ、制限を受けることなく発病前と同等にふるまえる。
1:肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や坐業はできる。
2:歩行や身の回りのことはできるが、軽労働はできない。日中50%以上起居できる。
3:身の回りのある程度のことはできるが、日中50%以上就床している。
4:歩行や身の回りのある程度のこともできず、終日就床を必要とする。
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●QOL(Quality
Of Life)
生活の質(精神状態、ストレスレベル、性的機能、自己認知している健康状態などを含む患者の総合的な生活状態)。
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●RECIST基準(Response
Evaluation Criteria in Solid Tumors)
固形がんに対する治療効果判定基準です。腫瘍サイズを直径で評価します。標的病変(target lesion、通常CTで2cm以上)と非標的病変(non-target
lesion)に分類して評価を行います。1臓器につき最大5カ所、合計10病変まで標的病変を選択し、すべての標的病変の最長径の和を算出し、ベースライン長径和
(baseline sum longest diameter)と治療後を比較します。完全奏効 (complete
response; CR)、部分奏効 (partial response; PR)、安定 (stable
disease; SD)進行 (progressive disease; PD)に分類されます。
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●RFA(radio-frequency ablation;経皮的ラジオ波焼灼療法)
病変に挿入した電極からラジオ放送の周波数に近い高周波の電磁波を周辺組織に流すことにより、腫瘍を焼き殺す治療法のことです。肝臓に再発したGISTなどで用いられます。開腹の必要がなく、入院期間も短縮、残存肝機能の維持率が高いという特徴があります。
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●SD(Stable Disease;安定)
CT画像における腫瘍の大きさの変化に基づいて薬物療法の治療効果を評価する方法で、CT画像上で腫瘍径に著明な変化がみられない状態をいいます。GISTでは、他の腫瘍と異なり、イマチニブによる治療でCT画像上は縮小が見られなくても実際には腫瘍が壊死を起こしている場合が多く、その際はSDでも「治療効果がある」と判断されます。したがって、GISTでは、CRとPRにSDを含めた「病勢コントロール」が重要な指標とされています。
→奏効率
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●TAE(transarterial embolization;動脈塞栓術)
→ 動脈塞栓術
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