よくある副作用として、下記のようなものがあります。
 吐き気
グリベック®の副作用で最も多いのは軽度の吐き気で、ときに嘔吐や腹痛を伴います。コップ一杯(200cc程度)の水またはぬるま湯と一緒に食後に服用すると、このような副作用は少なくなります。また、空腹時の服用で多くみられることから、一番量の多い食事後に服用することで軽減可能な場合もあります。それでも改善しない場合は、主治医の先生へご相談ください。
 皮膚の発疹
皮膚が赤くなったり、かゆみが出たりした場合には、主治医の先生へご連絡ください。軽症の場合は副腎皮質ホルモン剤や抗ヒスタミンH1拮抗薬の飲み薬・塗り薬などによる治療で改善します。それでも発疹が悪化する場合には、グリベック®を中断することもあります。
 むくみ・体重増加
体重が増加したり、目の周りや足などにむくみが起こる場合があります。これは体内に水がたまりやすくなってしまうためです。定期的に体重を測定して記録し、このような症状が出た場合には、主治医の先生へご連絡ください。食塩摂取制限やステロイド外用剤、利尿薬(尿を出しやすくする薬)で治療する場合もあります。
 下痢
おなかの調子が悪くなったときは、主治医の先生へご連絡ください。多くの場合、下痢止めで対処が可能です。
 発熱、重度の 悪寒(ふるえ)、のどの痛み、口内炎など
血液中の白血球数が減少して、風邪などの感染症にかかりやすくなる可能性があります。発熱、重度の悪寒(ふるえ)、のどの痛み、口内炎など、風邪を思わせる症状があらわれたら、すぐに主治医の先生へご連絡ください。
 筋肉痛・筋 痙攣
軽度の筋肉痛や筋痙攣が起こることがあります。通常はひどくなることはありませんが、症状があらわれたら主治医の先生へご連絡ください。
 腹痛
痛みが続く場合や激しい場合は、腫瘍部分から出血している可能性がありますので、すぐに主治医の先生へご連絡ください。
 貧血
貧血が起こる場合は、腫瘍部分から出血している可能性がありますので、すぐに主治医の先生へご連絡ください。
体重や体調を記録するための「コミュニケーション手帳」があります。定期的に体の状態を書きとめ、診察日に主治医の先生に見せることで、副作用を早く発見し、グリベック®の治療を安全に進める手助けになります。まだお持ちでない方は、主治医の先生にお申し出ください。
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[監修]
新潟大学大学院医歯学総合研究科
消化器・一般外科分野 講師
神田 達夫 先生
[発行]
ノバルティスファーマ株式会社 |
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また、上述の副作用以外についても、すこしでもおかしいと思う症状があらわれた場合には、すぐに主治医の先生へご連絡下さい。
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